世間ではKーPOPブームの波が押し寄せていた
ミチの友人はKーPOPが大好きで、会う度にKーPOPの良さを伝えてきた
が、ミチは全く興味が出なかった
ある日、友人がミチに言った
「ミチ!KーPOPがこんなに人気なんだから、KーPOP完コピのダンスレッスンすれば良いじゃん」
「えー(¯―¯٥)、需要あるかなあ?」
「あるよー!踊りたい人はいっぱいいるよ!」
「踊りたいなら、YouTube見て覚えれば踊れるじゃん」
「YouTube見たって踊れないんだよ」
「えーなんで?なんで踊れないの?YouTubeに答えがあるのに?」
「なんて言ったらいいかなあ?💦ミチは踊れるのが普通でも、人は見ただけですぐに踊れないんだよ」
「えっw、そうなんだあΣ(◉౪◉ )知らなかった( ̄▽ ̄;)」
こんな会話を2年続けたある日、ミチは試しにKーPOPレッスンを募集した
募集してすぐに定員オーバー
(ホントだ、、踊りたいけど踊れない人ってこんなにいるんだー、へー)
追加募集を繰り返し、10クラスができた
1年後、ミチはダンススタジオの開業を計画した
【今日の報告】(📞’ω’)
今回初めて自分の「やりたい衝動」の行動ではなく、他人の要望に答えてKーPOPクラスのレッスンをやってみた。結局、仕事っていうのは誰かの要望なんだなあ。仕事するって、誰かを助けてるのと同じなんだなあ。会社の仕事も誰かの為にやってるもんね。この世界は互いに助け合うことで成立しているんだね。
計画して1ヶ月後、所属ダンススタジオの師匠先生に「ダンスをやりながら家の家業を継ぐ」と嘘を伝えた
嘘の話に疑いながらも、スタジオ退所を了承してくれた
整骨院も同時に辞めた
ミチは貯金ゼロだった💰
が、スタジオ経営が成立する事が計算で見えていた
ミチは計算が大好物だった🤤
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