「みどりこっ、どう?人間と関わるって」
【みどりは娘のみどりこに聞いた】
「うん、楽しいよ。まだ経験も少ない幼い子だから伝えるのってすごく大変だけど、ちょっとずつ成長してるのを見られて楽しい」
「そうだよね、自分が伝えることって既に分かりきっていることで、当たり前のことを伝えるんだけど、相手は経験なくて知らなくて、イメージを与えるのが難しいよね。でも、それが結局はみどりこの成長にもなるんだよね」
「そっか(*´ω`*)だよね、伝える未経験を経験してるんだね。面白い仕事を与えてくれてありがとう」
「みどりこはこの経験を何に活かす?」
「この人間育成経験を自分のために活かせるの?」
「そうだよ、考えてみて」
「そっか、そんなこと考えたことなかったな、、」
「人のためにしたことは自分のためなの。せっかくの経験を活かしなさいね。」
「わかった、、、私、この経験を宇宙のために活かしたい」
「そっか^^やっぱり私の娘だねえ。自分の枠の中に宇宙も含まれているんだね。わかるよ。やってみなさい」
「いつも私の事理解してくれてありがとう。やってみる。優花ちゃんにはなんて伝えて離れればいいの?」
「大丈夫よ。私たちは魔法使い。通常の人間のような離れ方ではなく、この地球のシステムを使って離れるの。」
「どういうこと?」
「言葉で伝えないってことよ」
「言葉で伝えなきゃ、理解出来ないんじゃない?」
「人間はそうよね。でも、意識を変えることもできる。意識から離れるの。その方が自然なのよ」
「それが地球システム?意識を離れる、、、」
「そう、言葉より先に意識よ。そうすれば、理解させようとしなくても、存在自体が離れるから相手は理解しようとせず、理解の先にある流れに気づく。それが自然なこと」
「意識か、、、優花ちゃんの意識を私から離れるためには、、」
「ちょいちょいちょい!逆よ。みどりこの意識が先よ^^」
「そっか。相手をどうにかさせるんじゃなくて、私自身なんだね。だったら出来る!」
「でしょ^^やってみなさい」
「うん!ママ、ありがとうー。いっぱいありがとうー」
【みどりこは意識を持って離れることの初体験を最後に地球から離れること優花から離れることを決めた】
ファイナルに続く
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