ミチとの遭遇

ミチとの遭遇㊺

ミチは個人レッスンを受け始めた

(ひゃーひゃひゃひゃ(*´﹃`*)、楽しいぃぃぃぃイイ)

顔は品良く、心で騒いでいた

ミチは、ダンスのアマチュア資格を先生に言われるがまま受け、あれよあれよという間に1級を取得

レッスンを始めて1年が過ぎた頃、先生から言われた

「弟子にならないか?」

いわゆる、弟子になって修行を積み、プロにならないか?という話だった

(弟子?なんか不味そうな言葉(¬_¬)ノ)

「あ、いえ、ならないです」

ミチは「ダンスをする」ただそれだけで良かった

この業界は、若い人が少ない

若くて見込みがあれば声をかけているようだった

実際に、同じスタジオに通う少し年上のお兄さんお姉さん4人はプロになるために、弟子になり修行をしていた

ミチのおもしろセンサーは「プロダンサー」という言葉に反応しなかったのである

【今日の報告】(📞’ω’)

人間は弟子になって修行してマスターになる事がすんばらしいと思っている。弟子っていうのは,なんか美味しくなさそう。

「ママー、弟子って言われたー」

「どういうこと((*゚・゚)??」

「プロになってみないか?って事だよ」

「えー!すごーいꉂꉂ(©ღ©)マジ⁉️」

「、、、、、」

「で、やるの?」

「やらない(何で聞くの?)」

「何で?」

「別に(何で聞くの?)」

、、、、、ミチ、、、コミュニケーションになってないよ(^︺^💧)..

ミチは自分が言いたい事を言ったら、「相手はだいたいその後の会話の展開がみえている」と思っていたため、会話には興味がなかったのだった

ママは、「ミチは何で答えを言わないんだろう?」と不思議でたまらなかった

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