ミチとの遭遇

ミチとの遭遇⑫

部活動、この時間は静かで好きだ

しばらくすると周りの部員がザワザワし始めた

(なんだろう、、、)

廊下側の窓から誰かがこっちを見てる

(お!イケメン!あれは先輩だよな、部活の見学かな?)

ミチの予想は大ハズレだった

「ミチってヤツどいつー?」

(私ですけど、、、何だろう?)

部員が先輩に私の存在を伝えてる

「あいつか」

(どちら様でしょうか?( ̄▽ ̄;))

イケメン先輩の隣りには知らない女子の先輩がいた

「そう、あいつあいつ」

(ですから、あなた達誰ー( ̄▽ ̄;)?)

ミチはわけがわからなかった

(もしかしたら小学校の記憶の中にヒントがあるかもー!記憶をちょっと覗いてみようっと)

(もーじゃもーじゃもーじゃ、、、)

ミチは時間を止めて記憶を覗いた

そこには小学校のバスケットボールクラブチームの様子が見えた

ミチは4年生でチームに入り、すぐにレギュラーとして試合に出ていた

近くでは、レギュラーを外された6年生がミチを睨んでいる

(あらま、めっちゃ恨まれてるwこれが原因か?)

場面が運動会に切り替わった

ミチは4年生でバトンクラブにも入り、5年生6年生が成功出来なかった大技をすぐに成功させていた

ここでも6年生がミチを睨んでいる

(あー、睨まれてるw、これもそうか)

ミチは時間を戻した

(これだけの事で恨むなんて、子供ね、まあ中学生は子供かっ(´>∀<`)ゝ)

ミチはニタニタしていた

【今日の報告】(📞’ω’)

出る杭は打たれるを経験完了。出すぎた杭は打ちにくいよね?いや、もっと激しく打たれるのか?これは実験してみる価値あり。

部活が終わり、カオリとの帰り道

「今日先輩達凄かったね。ミチちゃんって小学校の時どんな子だったの?^^;」

「んーとね、めっちゃ普通( ˙꒳˙ )」

ミチちゃんって普通っていう意味わかってないかも、、と疑うカオリだった

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