部活動、この時間は静かで好きだ
しばらくすると周りの部員がザワザワし始めた
(なんだろう、、、)
廊下側の窓から誰かがこっちを見てる
(お!イケメン!あれは先輩だよな、部活の見学かな?)
ミチの予想は大ハズレだった
「ミチってヤツどいつー?」
(私ですけど、、、何だろう?)
部員が先輩に私の存在を伝えてる
「あいつか」
(どちら様でしょうか?( ̄▽ ̄;))
イケメン先輩の隣りには知らない女子の先輩がいた
「そう、あいつあいつ」
(ですから、あなた達誰ー( ̄▽ ̄;)?)
ミチはわけがわからなかった
(もしかしたら小学校の記憶の中にヒントがあるかもー!記憶をちょっと覗いてみようっと)
(もーじゃもーじゃもーじゃ、、、)
ミチは時間を止めて記憶を覗いた
そこには小学校のバスケットボールクラブチームの様子が見えた
ミチは4年生でチームに入り、すぐにレギュラーとして試合に出ていた
近くでは、レギュラーを外された6年生がミチを睨んでいる
(あらま、めっちゃ恨まれてるwこれが原因か?)
場面が運動会に切り替わった
ミチは4年生でバトンクラブにも入り、5年生6年生が成功出来なかった大技をすぐに成功させていた
ここでも6年生がミチを睨んでいる
(あー、睨まれてるw、これもそうか)
ミチは時間を戻した
(これだけの事で恨むなんて、子供ね、まあ中学生は子供かっ(´>∀<`)ゝ)
ミチはニタニタしていた
【今日の報告】(📞’ω’)
出る杭は打たれるを経験完了。出すぎた杭は打ちにくいよね?いや、もっと激しく打たれるのか?これは実験してみる価値あり。
部活が終わり、カオリとの帰り道
「今日先輩達凄かったね。ミチちゃんって小学校の時どんな子だったの?^^;」
「んーとね、めっちゃ普通( ˙꒳˙ )」
ミチちゃんって普通っていう意味わかってないかも、、と疑うカオリだった
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