ミチとの遭遇⑲

ミチには可愛がっている後輩がいる

「ミチちゃーん、これあげるー」

ミクから渡されたのはマフラーだった

「ミチちゃんのためにマフラー編んだのー(*/□＼*)♡使ってくれると嬉しいな」

(手編み!すごー!)

ミチはマフラーには興味がなかったが、気持ちが嬉しかった

「ありがとうねー( *ˊᵕˋ)ﾉˊᵕˋ*) 」

ある日その後輩が泣きながらミチのクラスにきた

「ミチちゃーん(；＿；)、クラスの子にひどいこと言われたー」

(なんだってぇぇぇぇ（‪‪💢￣▽￣))

ミチのヤンキースイッチが入った

「よしっ、注意してやる、その子んとこ連れてきなっ」

ミチは後輩のクラスに向かった

「あんた?ひどいこと言ったの?何でそんな事言うの?」

ミチは声を荒らげることなく、淡々と冷静に話していた

が、周りに集まってきた後輩はそうは見ていなかった

ザワザワ,ザワザワ、、、、、

「ミチ先輩がシメてる」

(シメテル?)

「ミチ先輩ってヤンキー？こわーい」

(え、、、、おいおい、、、私は注意してるだけ)

「ミチ先輩はヤンキー 」という後輩達の共通認識が確立された

、、、チーン( 。ω 。)

【今日の報告】(📞’ω’)

人間に注意すると「シメテル」というあだ名が勝手に付けられる。

「ミチちゃーん、ありがとうー」

「はいねー、また何かあったら言ってきなね」

ミチは助け癖設定が追加された