ミチはふと疑問を感じた
(人間ってなんでこんなに絡まっているんだろう?)
ミチはニャーニャ王国のパパニャに聞いた
(📞’ω’)、、、📞𖦆、、、
「パパニャ、おっつー( ´ ꒳ ` )ノ、あのね人間って脳みそがこんがらがってるんだけどー、これってバグってんの?」
「脳みそ🧠こんがらがってるってどういう意味だ?」
「んとねー、何でも難しく考えるんだよねー、だからすっごく悩んだりしてさ、結論出なかったり、考えて苦しんだりしてたり、余分な心配したりしてるの」
「あー、それが人間っていうものなんだよ」
「え?どういうこと?バグってる訳じゃないの?」
「バグってないさ、そうやって人間は進化してきたんだ、それによってニャーニャ王国も進化したんだ」
「ニャーニャ王国は今でも十分オモロいじゃん、ニャーニャ王国のために人間が苦しむのっておかしくない?」
「ニャーニャ王国のために人間が苦しんでいる訳じゃないんだ、人間もニャーニャ王国そのものなんだ」
「パパニャ!何言ってんの?人間そのものがニャーニャ王国って意味がわからないよ」
「ミチ、お前は他の人間と違ってニャーニャ王国の記憶を持ちながら人間をやっているだろ?」
「うん、そうだけど、、、私はキャンペーンで来ただけだからでしょ?普通は本格的に人間になるとニャーニャ王国の記憶がないまま地球で生活するって知って、、ビックリしたけど、、、、」
「でもな、本格的に人間になった者もニャーニャ王国の記憶を思い出すヒントが設定されているんだ」
「なんでヒントだけなの?」
「ニャーニャ王国の記憶を思い出す道のりが地球での遊びでもあり、人間という仮の個体設定の成長でもあるのさ」
「え!これって地球遊びなの?」
「そうさ、進化するにはニャーニャ王国のように簡単であってはならない、そこで人間には感情設定、思考設定、地球には時間設定、生死設定、、、様々な設定を入れた訳さ」
「なるほどねー!だから人間は考えや感情や行動がグルグルしてる時があるんだねー、面白い!」
「だが、ニャーニャ王国の記憶を思い出してからが面白いんだ」
「思い出してから?思い出したら終わりじゃないの?」
「ニャーニャ王国の記憶を思い出す、というのはニャーニャ王国にいた事や景色やどんな場所や存在を思い出すっていう事じゃないんだ」
「ますますわからん(´・ω・`)」
「いいかい、既に人間になっている者がニャーニャ王国の事実を思い出したって、意味がないんだ。ニャーニャ王国では当たり前の見えないルールを思い出す事なんだ」
「見えないルール(ヾノ´°ω°)?ニャーニャ王国にそんなルールあったっけ?」
「あるさ、ミチはニャーニャ王国のルールが当たり前過ぎて気が付かないだけさ」
「気が付かないだけ?どうしたらルールに気づけるの?」
「それは、ミチが他の人間と何が違うのか観察してごらん。その違いで、ルールに気づくよ」
「わかった。ミチが当たり前になってるそのニャーニャ王国のルールに気づけたら人間に教えてもいいの?」
「教えてもいいさ、だが、、、教えるにはまだ時代が早すぎる、、、」
「時代が早い?何で?みんなが早く知った方がいいじゃん」
「ミチがそう思うならやってごらん」
「うん!わかった!♡」
ミチはこの後、時代の遅さに白目をむく事になるとは思いもしなかった
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