ミチとの遭遇

ミチとの遭遇㊶

ある日、院長が主催するNPOの写真展で受付の仕事を任された

ミチはダンスレッスンで知り合った少し年上のお姉さんに一緒に手伝って貰った

「ミチちゃん、今日は誘ってくれてありがとう」

「うん、こちらこそありがとうー」

写真展、お客さんが居ない間にお姉さんが不思議な話しをしてきた

お姉さんは人間終了になった人が見え、その話をする時はミチは興味がなく全く聞いていなかったが、今日はいつもと話が違う

お姉さんがいつもの話しの途中で「宇宙」という言葉を入れてきた

(!!!!(๑•ω•́ฅ✧宇宙、、、、)

前後の話は全く聞いていなかったが、「宇宙」だけに反応した

センサー反応が良好な証だ

「お姉さん、ミチ宇宙知りたい✨️」

「ミチちゃんなら分かるよ」

「そうなんだあああああ✨️」

ブオオン𓏲𓂅𓂅、、、、

「ミチ、おかえりー」

そこはニャーニャ王国だった

「え、パパニャじゃん、なになになに?」

ミチはキョトンとした( ˙-˙ )

「どうしたミチ?」

「あのね、宇宙って言葉聞いて、ミチもわかりたいって思ったらココにいたw」

「あーあー、はいはい、あれですね」

「何?パパニャ説明してよ」

「あれですよ、飛んじゃうやつです」

「それじゃあ全然わかんない」

「ニャーニャ王国と人間機能のピント合っちゃうとね、意識だけ突然コッチに来ちゃうのだよ」

「ぶへええええ!じゃあ、今ミチの身体どうなってんの?人間終了?ヤバくない?」

「あー、それは大丈夫だよ、それにコッチに来てる間は、地球時間で言うと0.1秒だけだからさ、さっきミチがー宇宙知りたいーって言った0.1秒後に戻るってわけよ」

「そうなんだー、なら安心した、、、って、、、え?じゃあ宇宙ってニャーニャ王国の事なの?」

「当たり前じゃないか!」

「何それー、つまんなーい(●`з´●) 、人間はニャーニャ王国がわからないの?」

「いや、全部知らないぞ、人間設定を作る過程でコッチの記憶入れてないからな」

「マジか、、Σ(◉౪◉ )!」

「だから、わざわざ人間キャンペーンやって、王国の事を知りながら人間になって、もっと深い情報収集をする事をやってるんだろ?」

「えw人間キャンペーンってそういう目的だったの? キャンペーンの内容見てなかった、、なんか人間楽しそうって思って応募したわw」

「ホント、文章読んでないなあ」

「まあいっか、じゃあ戻るねん」

ブオオオンン𓏲𓂅𓂅

お姉さんが目に前にいる

(ホントだ、無事かえってきたみたい)

「ミチね、わかっちゃった、全部わかっちゃった」

「そうなんだ、良かったね♡」

(そっかあ、人間は知らないのかあ、、、、じゃあミチも普通の人間のフリをしようっと)

ミチの無謀な挑戦が始まる

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